はじめに
リフォームを考えているけれど、予算をできるだけ抑えつつもおしゃれなフローリングを手に入れたい、というのが多くの方の願いではないでしょうか。

「リフォーム用のフローリング」をテーマに、今回はそんな方々にぴったりの情報をお届けします。
リフォーム用フローリングを選ぶときのポイントを詳しく解説しながら、1.5mm、3mm、6mm、12mmそれぞれのフローリングの厚みのどれをお選びしたらいいかご紹介します。
おしゃれな雰囲気に変えるポイント、どんな種類や柄を選ぶと良いのか、ぜひ参考にしてくださいね。
どうやって考えて行ったらいいのか?

リフォームでフローリングを新調する際には、薄い”6mm”の上貼りにするか”12mm”の張り替えにするかといった基本的な選択から、断熱対応の有無、天然木材か印刷シートかという素材の選び方まで、検討すべきことが多々あります。
さらに、一枚あたりの幅や柄、単価、さらには階段のリフォームも一緒に行うかどうかなどといった具体的なポイントも判断材料になります。
この記事では、こういった複数の要素を踏まえつつ、ご自身の理想に最適なフローリング選びのヒントをお届けします。最新のトレンド情報やおすすめのメーカー情報も織り交ぜてお送りいたします。
一緒に理想のお部屋作りを始めましょう!
この記事の要約
- デザイン的におすすめの選択肢として「朝日ウッドテック」をまず見てほしい!
- 実は6mmフローリング(床暖対応)は直接床暖のあるフローリング床に貼れない!!
- 非床暖なら6mm、床暖の上にはるなら 3mm or 1.5mmのフローリングを選ぼう!
押さえておくべきポイント
上貼りとするか、張り替えとするか

フローリングリフォームを考える際にまず悩むのが、上貼りにするか、それとも古い床材を撤去して完全に張り替える( 12mmの一般フローリングにて)かです。
上貼りの場合には6mmのリフォーム用のフローリングを用い、既存のフローリングの上にそのまま新しいものを貼ることができるので、施工が簡単で比較的手間もかからないのですが、ここで注意が一つ!
よく、「コストも抑えられるのがメリットです」とあるのですが、それは本当に真っ平でかつ床暖房などの配慮をしなくていい場合に限ります。
床暖房の組み込まれた既存フローリングの上に張り込むことのできる、床暖房対応のリフォームフロアは専用の接着剤で釘を使わずに施工するのが基本で、床材本体の費用も結構高いことが多く、床暖房からフローリングを張り直すのと結局同じ金額になることも広さによってはなりかねないので注意が必要です。
12mmのフローリングの方が選択肢は豊富
6mmのリフォームフロアはシートタイプ(つまり印刷のもの)が主流で、中には天然木の突板のものがありますが、デザイン的に選択肢が限られてきます。
例えば、12mmの一般フローリングでは、シートはもちろん、突板やそれよりも厚みが亜あり高級感のある挽き板のタイプ、そして厚み全てが一枚もので出来ている無垢のフローリングも<床暖対応を問わず>使用できるので魅力的なところです。


ただし、12mmでも今床暖房がはいっている場合には注意が必要です。
6mmリフォームフロア材が、床暖房対応か非対応かどうか
6mmのフローリングでも、床暖房に対応しているモデルとそうでないものがありますので注意が必要です。床暖房に対応している方のタイプでは割と汎用的な色柄が多く、見方によっては少しデザイン性に欠けるかもしれません。以下のコンテンツでどのようなデザインの選択肢があるのかをきちんと把握しておきましょう。
非床暖対応のものは、価格的にもお手頃なことに加え、ウッドテックのエアリスα スーパー6などがトレンド柄としておすすめです。

天然木か印刷シートか
フローリングの選び方で大きな分かれ道となるのが天然木か、印刷シートの合板かの選択です。
と、昔なら書いたでしょう。w
しかし現在では印刷の精度が格段に上がったことと、天然木を凌ぐ表面の堅牢なコーティング、耐熱性、防ウイルスなど様々な機能が付与されているので昔のように一概にどちらが良い?という話がしにくくなってきています。
一般的には天然木はその質感と見た目の美しさで人気がありますが、価格が高めです。一つ一つの木目の違いを楽しむことができ、年月を経るごとに味わい深い色合いに変化していきます。ただし、キズや水分に弱い場合もあるので注意が必要です。
一方、印刷シートは手軽に様々なデザインを楽しむことができ、見積りや予算にも優しい選択です。
どちらも一長一短ですので、自分のライフスタイルやフローリングを利用する場所に応じて選択すべく、以下のコンテンツで理解してゆきましょう。
一枚あたりの幅と柄について
フローリングの一枚一枚には、幅や柄のバリエーションが数多く存在します。
長さが900mmのものを一枚一枚貼ってゆくのと、303*1820に板の筋をつけた一枚ものを貼ってゆくのでは手間や仕上がりに差が出ます。
トレンド的、またオシャレに一番見せるには、細長い一本もののフローリングを個別に貼ってゆくのが一番オシャレですが、下地の状況や手間工賃に差が出るので注意したいところです。
フローリングの幅ひとつで部屋の見た目の広さや雰囲気が大きく変わります。
広幅のフローリングは、貼り付けに部分的なカットが少なくなるため、施工がスムーズになり、広々とした印象を与えます。逆に、狭幅のフローリングは、クラシックや伝統的なデザインに向いていて、細やかなデザインパターンを楽しむことが可能です。
また、柄も自然な木目調から幾何学的なデザイン、果てはフローリング材として石目調であったりモルタル、スレート調の仕上がりを与えてくれるものまで存在します(12mm以上の厚みですが)。
部屋のデザイン全体やおしゃれ度に大きな影響を及ぼしますので、厚みと叶えられるデザインについてはしっかりと理解したいところですね。
単価について
フローリングの選択において避けて通れない問題の一つがコスト、つまり単価です。
フローリングの価格は、素材や厚み、デザイン、施工方法によって異なりますが、大きく関わってくるのは一枚あたりのサイズとその素材、そして工法(直張り、上貼り、張り替え)です。
高級感あふれる無垢材のフローリングは、一般的に価格が高く設定されていますが、その分丈夫で、塗装し直したり、削って新しい色にしたり、長期間の使用を考えるとコストパフォーマンスが良いとされていますが、上貼りのリフォームとしては現実味が低いです。
手頃な価格でフローリングリフォームを考えている場合、6mm以下の合板や印刷シートを選ぶと予算を大きく圧縮できます。これらは形状やデザインのバリエーションが豊富で、コストパフォーマンスも良いため、部分的におしゃれさを実現するにはもってこいの選択肢です。見積り段階での単価を比較し、業者に質問して最適なものを選ぶことが大切です。
階段なども一緒にリフォームするかどうか
フローリングのリフォームを考えた際に考慮したいポイントの一つが階段の扱いです。
階段とリビングなどのフローリングを同時にリフォームすれば、統一感のあるデザインに仕上がり、家全体のおしゃれ度も一段とアップしますが、専用の「リフォーム階段用部材」が同じメーカーで用意があるかによってコストやデザインの統一感を出せるかに関連してきます。
現状では、パナソニックや朝日ウッドテックが、おしゃれでかつリフォーム用の階段も扱っており、採用しやすいメーカーと言えるかと思います。
2025年_最近のトレンドをちらっと紹介
2025年におけるフローリングのトレンドとして、ジャパンディ・スタイルや色選びの重要性、コストとデザインのバランスが注目されています。おしゃれな空間のアイデアがたくさん!
ジャパンディのインテリア紹介

ジャパンディは日本の伝統的な美学と北欧のミニマリズムが融合した令和以降の新しいインテリアトレンドです。
シンプルさと温かみが同居するインテリアで、自然素材を多く使い、控えめな色合いが特徴となっています。ジャパンディスタイルのフローリングリフォームには、自然な色合いの天然木や木目調のフローリングを選ぶと良いでしょう。
無垢材や、木目が印刷された合板など、予算と好みに応じて多彩な商品から選ぶことが可能です。このスタイルは心地よい静けさと落ち着きを部屋にもたらし、訪れる人々を迎える暖かでリラクゼーション効果の高い空間を作り出します。
素材選びだけでなく、家具や雑貨まで含めたトータルコーディネートで、ジャパンディの世界観を完成させることができます。
フローリングの色選び
フローリングの色選びは、部屋全体の印象を左右する大きな要素です。
2025年のトレンドとしては、ニュートラル且つ控えめなダークカラーの人気が高まっています。特にグレーやグリーン、ブルーなどのくすみ系統の色は落ち着きがあり、どんな家具とも相性が良いことから、多くのリフォームプランで選ばれることが多いです。

また、濃いめのブラウンやダークトーンも高級感があります。同時に、明るめのナチュラルウッド系のカラーも、程良い温かみとナチュラル感をキープしつつ、現代リビングにマッチするため人気です。

床材の評判と価格のバランスを考える
フローリング選びでは、評判と価格のバランスをどう取るかが悩みどころです。床材の評判は、耐久性やデザイン性、施工のしやすさなど多岐にわたります。
有名メーカーの商品は価格が高めに設定されていることが多いですが、その分信頼性も高いため、予算が許す限りおすすめされることが多いです。実際には卸価格があるので、その点も留意しましょう。
上貼りフローリングのおすすめとメーカー選び
リフォームを考える際、上貼りフローリングは手軽でおしゃれに仕上げられる選択肢です。おすすめのメーカーと商品を見ていきましょう。
リフォーム向け上貼りフローリング厚みの選び方
フローリングの厚みは、機能性やデザインに影響を与える重要な要素です。リフォームでは特に、6mmのフローリングが人気で、施工のしやすさも考慮されます。
おすすめのメーカーと商品、おすすめの理由についてひと言
朝日ウッドテック / Asahi WoodTech
朝日ウッドテックはおしゃれなデザインが特徴のフローリングメーカーです。6mm厚のリフォームフロアは特に人気で、さまざまな内装にマッチします。
他社リフォームフロア6mmとウッドテック製品の違い
他社の6mmリフォームフロアと比較すると、朝日ウッドテックの製品は特にデザインの幅広さが際立っています。エアリスアルファ スーパー6やアネックス STスーパー6など、無垢材調の美しい仕上がりは他に類を見ません。お客様のニーズに応じて、様々な色やパターンから選べるのもポイントです。
・エアリスαスーパー6 – 非床暖 / リフォームタイプ –
2025年現場で、( 床暖に残念ながら対応してはいないのですが ) 最もモダンな6mmリフォームフロアでおすすめなのがこのエアリスαスーパー6かと僕は思います。

しかも印刷とは異なり突板なので、高級感もあります。表面はマット塗装で耐摩耗、抗ウイルス、抗菌の機能もついているのは嬉しいところです。

以下のような今でいうジャパンディテイストの床色を選ぶことができるのでとても嬉しいところです。

・アネックスSTスーパー6
アネックスSTスーパー6はシート印刷タイプで、エアリスαスーパー6とは異なり床暖房対応の商品になります。
もう少し色柄が多ければいいんですが旧来の商品ですし仕方ないところですかね。。

・ライブナチュラルoriginalスーパー6
こちらは上記の2つとは異なり床暖房対応で、かつ突板のタイプになります。ですので、どの条件でも仕様することができると思います。

<重要>朝日ウッドテックの6mmフローリングのそれぞれの価格の幅について
ただし、上記全ていづれも商品単価としては平米単価で2千円前後の開き*1があるほどなので、少量であればそれほど差が出ない(元々少し6mmリフォームフロアとしては高め)なので、お好きな柄と機能で選べばいいかと思います。*1.私どもでの提供価格ベースで。定価ではありません。詳細はお問い合わせください(ただし実際に対応エリアでリフォームの方に限ります)
他のデザイン
他にも、ライブナチュラルMSX スーパー6 for Dogなど、ペットと共に暮らす家にも適したデザインが揃っています。フローリングの選び方一つで、空間の印象をガラリと変えることができます。

階段材、手すり、巾木などの選択肢も豊富
他社と異なり、床材専門メーカーであるからこそ、リフォームにおいても階段や巾木材、手すりの刷新などに活用できるおしゃれで質感の良い木質新建材を取り揃えているので、6mmフローリングと合わせてコーディネートのしやすい会社さんとなっております。



ダイケン / 大建 /daiken
ダイケンは信頼性が高く、リフォーム市場での人気も高いメーカーです。ドア周りとデザインを揃えることもできたりします。ただ、基本的には印刷の木質表現を軸にしています。(無垢や天然の突板ではない)
おすすめのポイント
ダイケンのフローリングは耐久性があり、施工も簡単です。また、内装デザインにもよく合うカラーバリエーションが揃っているため、誰もが気に入るデザインが見つかるでしょう。
イエリアフロア3T or 6T
ダイケンのリフォームフロアの代表は2025年にブランド名改めイエリアフロアというブランドがあります。
イエリアフロアは、3T(3mm)と6T(6mm)の厚みがありますが、リフォームには6Tが特におすすめです。しっかりとした作りで、リフォーム後も長く使えます。
3mmタイプの3Tは床暖対応ですが、6mmタイプは床暖非対応なので注意が必要です。
3mmタイプは150*900の寸法なので作業手間(施工費) が6mmタイプよりもかかることにも注意しましょう。



床暖房がすでに入っているお宅にとってはダイケンの3Tイエリアフロアはおしゃれな柄が揃っているのでおすすめです。
パナソニック / panasonic
パナソニックもリフォームフロアのメーカーとして非常に良い選択肢です。
パナソニックリフォームフロア商品群の特徴
パナソニックのリフォームフロアは、機能性とデザインを兼ね備えた商品が豊富です。
リフォームフロアでは1.5mmのタイプか6mmのタイプの選択肢があります。ただし、6mmタイプでは床暖房に対応しているモデルの用意がありません。
6mmリフォームフロアーナチュラルウッドタイプ
ナチュラルウッドタイプは無垢に近い質感を持ち、お部屋全体の雰囲気を優しく演出します。これは多くの内装とマッチしやすく、特にリフォームに向いています。
ただし、床暖房に非対応なのと、色柄もナチュラルカラーが多く、現場少しトレンドとは異なります。


6mmリフォームフロアーA
6mmリフォームフロアーAは、突板ではなくシートタイプで特にコストパフォーマンスに優れています。価格を抑えつつ、おしゃれさを兼ね備えた選択肢として選ばれることが多い商品です。ただしこれも床暖房には非対応です。


1.5mmウスイータシリーズ
1.5mmのシリーズであれば床暖房にも対応しています。デザインも豊富で
注意したいのは、薄いので”下地”を拾いやすく施工前にきちんと床が平らか、凹凸がないようにしておく必要があるということです。


・耐熱タイプ、ペットタイプと細かい選択肢があります

各種選択肢があり、機能に応じて商品価格が結構上がるので注意が必要です。
最初から、きちんとペット対応の必要性、床暖房の有無について検討した上でプランを進めましょう。
リクシル / LIXIL
リクシルは、手軽さと賃貸向けのデザインが充実しているメーカーです。
リクシルリフォームフロア商品群の特徴
リクシルのリフォームフロアは、木質系で言えば正直選択肢は少ないです。
ハーモニアスリフォーム6というシリーズが以下のようにありますが、それほど色柄に特徴がないことに加え床暖非対応です。(多分そんなに力を入れていないのでしょう)。

一方で、リフォームタイルというジャンルとして、塩ビ系の簡単に張り込むことのできるフローリング調のシートを展開しているので、賃貸やDIYには扱いやすい商品群となっているのが特徴です。






お手軽にイメチェンできるデザインが揃っているのも魅力です。
イクタ/ ikuta
イクタもリフォームフロアに特化したメーカーとしておすすめです。特に、銘木ラスティックのフローリングが話題で、6mmタイプの用意があります。
リフォームフロアー 銘木ラスティック
イクタの銘木ラスティックは、印刷ではなく天然突板の、高いクオリティでおしゃれな仕上がりが実現できます。施工時はの気に入りの色を選べば、リフォームがさらに楽しくなるでしょう。

朝日ウッドテック同様、天然突板かつ床暖房にこちらも対応しています。
前述しましたikutaのグラディエンテフローリングはジャパンディなトレンドスタイルが採用できる、感触としては新しい12mmの床材ですが、このように6mmリフォームフロアも魅力的ですね。

フローリング張替え費用と選び方ガイド
リフォームを進める上で、フローリングの張替え費用は非常に重要です。ここでは、費用や選び方について詳しく解説していきます。
12mmフローリング張替え費用と留意点
12mmのフローリングは厚い分、しっかりとした安定感がありますが、価格も変わってきます。施工費用や商品価格を見積もりつつ、リフォーム全体の予算を考えることが大切です。
6mmフローリング上貼り費用とリフォームフロア選び
6mmフローリングの上貼りは比較的リーズナブルで、施工が簡単という利点があります。ただし床暖房の有無によって商品単価及び施工費に大きな差が出て参ります。
実は結構落とし穴なんですが、6mmのリフォームフロア(床暖対応)は、既存12mmのフローリングの上に貼れる!ということでは厳密にはなくて、というのも、6mmフローリングは基本的には釘(フィニッシュネイル)で固定しなければならないので、12mmのフローリングの下に床暖房が入っている場合、施工不可なんです。。
じゃあ、リフォームフロア6mmの床暖対応ってどういうこと?!っていうかと思いますが、、、実は12mmフローリングの上から6mmを貼れる!のではなく!12mmのフローリングを剥がし、その下の床暖房となっている温水マットの上に6mmのそのリフォームフロアがはれますよ!ということだそうです(なんじゃそりゃ!w)

釘を打つ位置を温水マットのチューブをしっかりと目視で避けて施行できるようになっていないとダメってことですね。。。
従って、床暖房上でのリフォームは、実質的に負荷の少ないリフォームとしては釘を使わず床暖房に対応した接着剤で固定する3mmないし1.5mmの樹脂系のリフォームフロアー材というのが現実的な選択肢となってきます。
予算やデザインに応じた選び方をすることで、より魅力的な空間を作ることができるでしょう。
上貼りフロア3mmの評判と注意点
上貼りフロアの3mm厚の選択肢をて供しているのは上記の通り主にはダイケン(大建工業)となります。

床暖房を壊さずに、既存のフローリングの上から張り込むというリフォーム方法の選択肢の一つですが、施工費と材料費が高いため、広さによっては床暖房を丸々やりかえてしまうのと費用的には変わらないということも起きてきます。
3mmフローリング自体は基材がMDFなのでカットする際に粉塵が1.5mmのものと比べると出るため、多少の養生に関する配慮が必要です。
上貼りフロア1.5mmの評判と注意点
1.5mmの上貼りフロアはパナソニックの商品がおもで、上記の3mmのフローリングと同じメリとtがある上に、樹脂系素材のために養生も少なく短工期でスマートに施行できるというメリットがあります。

ただし、1.5mmのため、少しの段差でも下地を拾うことになるので施工には注意が必要です。
適当な業者に頼むと、新しい床にも関わらず床が凸凹してすごく嫌な結果を招くことになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
リフォーム用フローリング選びでは、6mmの上貼りと12mmの張り替えが基本選択肢となり、それぞれメリットとデメリットがあります。
天然木か印刷シートの選択、床暖房対応の有無、幅や柄、費用、階段のリフォームも含めた検討が重要です。
最新トレンドでは、ジャパンディスタイルやニュートラルな色合いが注目されています。
信頼性とデザイン性を兼ね備えたメーカーから選び、理想の住空間を実現しましょう。
新しいフローリングで心豊かな毎日を楽しんでください!(以下、復習です)
このサイトの復習
フローリングリフォームの基本選択
- 6mmリフォームフロア(上貼り)
- メリット:(非床暖房の場合)簡単施工、比較的手間がかからない。
- デメリット:床暖房がある場合は施工制約が生じる。*直接床暖房の設置してある床の上には貼れない。→ 3mmないし1.5mmのリフォームフロアを選択肢として考える
- 12mmフローリング(張り替え)
- メリット:高級感と豊富なデザイン選択肢。
- デメリット:手間と費用がかかる。
素材の選び方
- 天然木材フローリング
- メリット:質感、美しい木目、経年変化の味わい。
- デメリット:価格が高く、傷や水分に弱い場合がある。
- 印刷シートフローリング
- メリット:手軽で多彩なデザイン、価格がリーズナブル。
- デメリット:天然木材にはない質感の限界。
最新トレンドとデザイン
- 2025年トレンド:ジャパンディスタイルの自然な色合い。
- 色選び:控えめなダークカラーやナチュラルウッドが人気。
- フローリング板の幅選び:
- 広幅:広々とした印象。
- 狭幅:クラシックで伝統的なデザイン。
各メーカーのおすすめポイント
- 朝日ウッドテック
- デザイン性が高く、特に6mm突板タイプが人気。
- ダイケン
- 信頼性高く、木質表現が優れた6mmイエリアフロアが注目。3mmもあり床暖フローリングにも対応。
- パナソニック
- 手軽な1.5mm薄型フローリング、床暖フローリング対応も。
- イクタ
- 天然突板フローリング、12mmだと特にグラディエンテフローリングシリーズが話題。
- リクシル
- 賃貸向けやDIYに適した塩ビ系シートが充実。
留意点
- 費用と工法の選択:
- 上貼りや張り替えの施工費、商品価格の比較が重要。
- 床暖房対応の有無:
- 床暖房がある場合は適切な商品選びが不可欠。*6mm系は直接床暖の入ったフローリングには貼れない。
- 階段リフォームの検討:
- 統一感あるデザインに仕上げるには階段材とのコーディネートがポイント。
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